【読書】編集思考

どうも、てぃくまです。

 

古本屋さんで80円で売り叩かれていたので、とりあえず読んでみた。

「編集思考」

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NewsPicksの初代編集長佐々木紀彦さんのビジネス書。

 

編集者が言う編集思考とはどんなもんぞ?

ってのが、一番の気になるポイントだったんだけど、

・セレクト(選ぶ)

・コネクト(つなげる)

・プロモート(届ける)

・エンゲージ(深める)

が核になるってことらしい。

 

ぶっちゃけ、全体的には、「へぇー」ってくらいの内容が多かったけど、以下気になった部分。

 

・経済×テクノロジー×文化のバランス感が大切

 →日本は、そこそこの経済力、そこそこの技術力に加え、文化が豊富。故に文化を学び、この3つを上手く掛け合わせることができるようになると可能性が広がる

 →アメリカの場合は、ウォール街(経済)、シリコンバレー(テクノロジー)、ハリウッド(文化)が揃っている点が強みだけど、国としては歴史が浅いのがネック。

 

・文化的摩擦が大きいもの同士をつなげる

 →当たり前っちゃ当たり前だけど、片方に極端に触れていることが強みに出る場合もあれば、そこが弱点になることもある。だから、両極端の文化のいいとこ取りをするといいよね。って感じかな?多分。

 

・普遍という土台があってこそ、最新の知が活かされる

 →例えば書籍。何でもかんでも最新のビジネス書やベストセラーを読むのもいいけど、普遍(現代まで生き残っている、いわゆる名著)のものをしっかり落とし込んで、知識の土台を作ってからの方が、最新の知を取り込んだときに発揮する力も変わってくるよね。ってことだと。

 

通して読んで、文化や歴史の持つ意味合いは確かに大きいよなーと再確認。

気になりつつも読めていない古事記とかギリシャ神話なんかも読んでみなきゃなー・・・

あと、小林一三の話が出てきて興味湧いた。相当なやり手みたい。今度本でも探してみよう。

 

こんな感じのゆるーい雑記ですが、ちょこちょこと更新していきます。

暇なら読んでください。くらいのゆるさです。ではまた。